2014.10.31 配信
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≪廃棄物区分≫
【Q.売却益≦運搬費の時、運搬中も有価物として扱える?】

 

A.有価物として扱えません。総合的に判断する必要があります。


 排出した不要物を売却する場合、運搬費が売却益よりも高くなってしまう場合があります。

 その場合、不要物は運搬中に有価物として扱うことは出来ません。

 判断の根拠として平成25年3月末に出された『「エネルギー分野における規制・制度改革に係る方針」(平成24年4月3日閣議決定)において平成24年度に講ずることとされた措置(廃棄物処理法の適用関係)について』という通知に以下のように記載されています。

 

第四 「廃棄物」か否か判断する際の輸送費の取扱い等の明確化

1 産業廃棄物の占有者(排出事業者等)がその産業廃棄物を、再生利用又は電気、熱若しくはガスのエネルギー源として利用するために有償で譲り受ける者へ引渡す場合においては、引渡し側が輸送費を負担し、当該輸送費が売却代金を上回る場合等当該産業廃棄物の引渡しに係る事業全体において引渡し側に経済的損失が生じている場合であっても、少なくとも、再生利用又はエネルギー源として利用するために有償で譲り受ける者が占有者となった時点以降については、廃棄物に該当しないと判断しても差し支えないこと。』

 

 上記では引渡し後の不要物に関しては廃棄物として取り扱わなくてよい、とされています。

 運搬中の不要物の扱いについては明記されていません。

 運搬中の不要物について産業廃棄物として扱うかはその物の性状、排出の状況、通常の取り扱い形態、取引価値の有無及び占有者の意思等から総合的に判断しなければいけません。


図:売却益≦運搬費となる不要物の扱い方

売却益1.png

 

参照:行政処分の指針について(通知)

  「エネルギー分野における規制・制度改革に係る方針」(平成24年4月3日閣議決定)において平成24年度に講ずることとされた措置(廃棄物処理法の適用関係)について(通知)



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